なのの頭のなか

哲学したことを書き残します

ねむること

昔から、眠ることは時間を早送りするための手段だと思ってきた。現に今もそう思っている。

 

寝ているときには意識がないから、目が覚めたら自然と朝になっているのが普通だ。

ぼくにはその「眠る」という行為に休息とか体調をよくするという意図を見いだせていない。ただたんに、意識をとばして朝まで早送りするための方法として今まで生きてきた。

 

寝たら忘れることもある。寝たら気分が良くなることもある。でもそうするためには比較的長い時間をかけて睡眠をとらなければならない。

 

睡眠ってなんでこんなにめんどくさいんだろう。

ぼくは不眠症なので、薬を飲まないと寝付けないし熟睡もできない。薬を飲んでいても悪夢を見続けて苦しむときがある。

 

睡眠ってめんどくさい。

 

でも、好きな人と並んでねむるのは好きだ。

背中をあずけたり、冬なら抱きしめ合って体温であたためあったり、そういう意味での睡眠は好きだ。

 

いつかそんなことがまたできる日が来るといいな。

 

今日はゆっくり考えたいからまだ寝ないことにする。